スプリンターズ2021年-注目馬「ダノンスマッシュ」
某サイトでは現在2番人気(2倍前後)が予想されるダノンスマッシュ
そこでいろいろな観点から調べてみました。
ダノンスマッシュG1限定(馬体診断)
【ダノンスマッシュ A】
今春の香港遠征は中3週のローテで万全ではなく、6着に敗退。それでも昨秋からのスプリントG1・3戦を2、1、1着した実力は色あせない。今回は5カ月ぶりとなるが、海外遠征による疲れは感じられず、休養でしっかりと回復したようだ。太め感はまったくないし、馬体に張りがあり毛ヅヤも上々だ。以前はキ甲(※1)と尻の頂点が平行に近かったが、今はトモ高の体形になってきた。
現在では、より短距離向きの体つきになったと言える。うっすらとあばらが見えているし、前腕部と下腿(かたい)の血管も浮き出ている。もともと皮膚が厚ぼったく見える馬だが、これだけ皮膚が薄いのなら体調は申し分ない。(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉川田を背に栗東坂路で4F50秒0-36秒4-12秒2(一杯)。ダノンスプレンダー(5歳オープン)との併せ馬で2馬身先着。久々を感じさせない力強い脚さばきで豪快に登坂した。文句なしだ。
(※1)「キ甲」とは首と背の境の膨らんでいる部分。幼いうちは目立たないが、成長すると隆起してきてよく分かるようになる。この部分が隆起してよく見えるようになることを「キ甲が抜ける」と表現される。
ダノンスマッシュG1限定(共同会見)
【スプリンターズS】ダノンスマッシュ・川田将雅トーク「本当に強くなったな」
--高松宮記念を振り返って
「ゲートからスムーズにレース自体、組み立ててくれましたし、得意ではない(重)馬場でもしっかりと走り切ってくれて、最後は気持ちの強さを見せてくれながら先頭に立ってくれて、押し切ってくれましたので、本当に強くなったな、と思いました」
--成長した部分は
「年を重ねるごとに、スプリントホースとしての完成度はどんどん高くなっていますし、若い時よりも今が一番強いのは間違いないです」
--1週前追い切りにまたがった
「1週前ということですし、レースも久しぶりということで『ある程度しっかりやりながら』という指示をもらいましたので、全体時計としては、この馬なりにはセーブしながら、しまいの動きを作っていくという、とてもいい追い切りを終えてくれたと思います」
--最終追い切りを見た印象
「しっかりと我慢も利いて、時計的にもセーブをしながら、先週やっているぶんを、今週は整える程度だったと思うので、順調にきょうを終えることができて良かったなと思っています」
ダノンスマッシュ適正データ
※ 季節データ
10月~12月
3-1-0-2
※ 中山競馬場
1-1-1-0
20年 スプリンターズS 3番人気2着
20年 オーシャンS 1番人気1着
19年 スプリンターズS 1番人気3着
ダノンスマッシュ血統・騎手データ
(中山競馬場芝1200m過去3年データ)
※ 父ロードカナロア
7-6-5-49/67
※1番人気~3番人気
6-5-4-14/29
※ 川田将雅騎手
3-2-1-6/12
※1番人気~3番人気
2-2-1-5/10
ダノンスマッシュまとめ
状態面・適正面・血統・騎手面などの不安点はあんまりなさそう。
スプリンターズS自体も2着・3着なわけだし無視は危険。
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