朝日杯FSを最大着差で勝利した馬

朝日杯フューチュリティステークスを最大着差で勝利した馬

朝日杯フューチュリティステークス（旧・朝日杯3歳S）は、
2歳王者を決める重要な一戦として長い歴史を持つレースです。
その中で、特に大きな着差をつけて勝利したケースは、
後の競馬史を語るうえでも印象深いものとなっています。

ナリタブライアン 全成績

ナリタブライアン 通算成績
12－3－1－5

2017年 朝日杯フューチュリティステークス

• 1着　ダノンプレミアム（川田将雅）
• 2着　ステルヴィオ（C.デムーロ）
• 3着　タワーオブロンドン（C.ルメール）

1993年 朝日杯3歳ステークス

• 1着　ナリタブライアン（南井克巳）
• 2着　フィールドボンバー（柴田善臣）
• 3着　トラストカンカン（田中勝春）

いずれも0.6秒差という着差での勝利。
2歳戦とは思えない完成度の高さを示したレースでした。

ナリタブライアンという馬について

ナリタブライアンといえば、やはり3歳時の圧倒的なパフォーマンスが印象的です。
クラシック戦線では、着差以上に「余裕」を感じさせる走りが続きました。

• 1994年 有馬記念　0.5秒差
• 1994年 菊花賞　1.1秒差
• 1994年 東京優駿（日本ダービー）　0.9秒差
• 1994年 皐月賞　0.6秒差
• 1994年 スプリングS　0.6秒差
• 1994年 共同通信杯　0.7秒差

数字を並べるだけでも、その安定感と強さが伝わってきます。
初めて生で見た日本ダービーでの走りは、今でも強く記憶に残っています。

派手なフォームではないものの、
一完歩ごとに前へ進んでいく迫力があり、
「強い馬の走りとはこういうものか」と感じさせてくれる存在でした。

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